高等学校からのお知らせ
「第59回国際理解に関する弁論大会」で宮城県知事賞(第1位)を受賞しました。
2024/09/05
「第59回 国際理解に関する弁論大会」(宮城県)において、高校3年 小林桜子さんが、「私の平和宣言」と題する弁論で宮城県知事賞(1位)を受賞しました。
小林さんはガザ地区の惨状に心を痛め、自分がすべきことは何か、多くの人に一緒に考えてもらいたいとの思いから、学校図書館で「ホロコーストとパレスチナ」という企画展を司書の方と協力して実現しました。
更に他校の生徒にも聞いてもらいたいと、この度の弁論大会への出場を決めました。
スピーチの冒頭では、イザヤ書2章の「剣を打ち直して鋤とし、槍を打ち直して鎌とする。国は国に向かって剣を上げずもはや、戦うことを学ばない。」を引用しつつ、ドイツとフランスの共通歴史教科書作成の経緯を知ったことから、「パレスチナとイスラエルの共通歴史教科書を作ることが私の夢です」と、静かに力強く語りました。
「国際理解に関する弁論大会」は、高校生の国際理解を深めさせると共に国際協調の精神を養い、併せて高校生間の相互理解に寄与することを目的としています。
なお、小林さんは10月28日(月)に東京で開催される「第71回国際理解・国際協力のための高校生の主張コンクール」に出場します。