高等学校からのお知らせ
志賀登仁夫氏の特別レッスン 【管弦楽部・合唱部】
2017/07/20
思いで深いレッスンになりました!
7月15日(土)、管弦楽部(室内楽部)と合唱部にスペシャルゲストがいらっしゃいました。ドイツのブレーマーハーフェン市立劇場のカペルマイスター(指揮者)兼ソロレペティトール(オペラ歌手や合唱団、バレエ団の稽古ピアニスト)としてご活躍中の志賀登仁夫(しが とにお)氏です。
志賀氏は本校管弦楽部・合唱部の顧問である西川先生のドイツ留学中のご学友ということで、今回特別に、管弦楽部と合唱部にご指導いただけることとなりました。
管弦楽部へは、チューニングの大切さや弓遣いの大切さなど、基本的な部分を丁寧に教えてくださいました。
合唱部へは、発音や発声等技術面の大切さ、なにより作品をとおして作曲家や作品が生まれた背景などに迫ることの大切さについてご指導くださいました。
また、生徒から飛び出す勉強や進路、音楽についての幅広い質問に、一つひとつ丁寧に答えてくださいました。その中でも特に印象的だったのが、『普通科の高校に進学し、様々な教科を学べたことが、音楽家としての素地となった』という言葉です。一見無駄だと思えることにも一生懸命挑戦することが、自分の未来に大きな役割を果たしていくということに、生徒たちは感銘を受けていたようです。
休暇中にもかかわらず尚絅学院のために時間を割いてくださった志賀氏には、この場をお借りして改めて深くお礼申し上げます。ありがとうございました!
ぜひまたお越しいただき、生徒たちの成長した姿を見ていただきたいです。
技術だけでは、曲を表現できない!
時代を知り、文化を知り、作曲家を知る!
志賀先生、ありがとうございました!