尚絅学院大学

子ども学類 お知らせ

【子ども学類】沖縄の先生からzoomで平和について学ぶ

2021/06/28


6月23日は慰霊の日(沖縄県制定)です。これを覚えて沖縄の城倉先生(善隣幼稚園園長)から平和について学びました。

保育原理で平和について学ぶ

保育原理は、保育士になるための資格必修科目です。尚絅では1年生の前期に設定されています。(尚絅の子ども学類では1年生前期から専門科目がいくつもあるのです)
感染予防対策をとる中、5月から対面授業が始まりました。そして6月。
毎週、私は授業の中で絵本を読んでいるのですが、18日(金)は丸木俊・丸木位里さんの『おきなわ 島の声 ヌチドゥタカラ』(小峰書店)を読んで沖縄の慰霊の日の話をしました。そして翌週、沖縄からzoomで城倉先生を招いてミニ講義をしていただきました。
平和の礎のこと、戦後がまだ終わっていないこと、基地問題、そして、平和を作るということなど、現地から城倉先生熱く語ってくださいました。
学生は沖縄の苦しみを以前より実感したに違いありません。今でも空では爆音が鳴り響き、保育園や小学校にヘリの部品が落ちてきたりするのを直接聞いたのですから。また、東日本大震災での東北の苦しみや悲しみと重ね合わせて考えることもできたと思います。
保育者を目指す学生にとって平和は大きなキーワードです。国民の平和、国の平和、世界の平和。ここをしっかり押さえて学びを積み上げていってほしいのです。(東)

学生たちの感想

・沖縄に行ったことは1回もないので、いつか行けたら海に行ったりするだけでなく、戦争のことを学びたいです。
・戦争のことをただの知識として身につけるだけでなく、その知識をどう活かしていくか、「戦後は終わらない」という言葉を聞いてもっと日本人として知らなければいけないことがあると思いました。東日本大震災を経験したのでその経験も後世に遺していかなければならないと思いました。
・76年前に1ヶ月間に680万発、住民一人当たり50発の砲弾が降りかかる戦争があったことを知り、同じ日本国民であるのに知らなかったことにショックを受けました。
・沖縄県には今でも多くの軍事基地があって、思い出したくもない当時のことがよみがえり、心休まない状況が続いているということが一番心痛みました。
・歴史の教科書では戦争に関する記述は数ページだけで、その中でも沖縄に関する記述は数行しか書いていませんが、歴史的事実を理解することは同じ日本人として必要なことだと思います。
・沖縄戦で亡くなったアメリカ兵も平和の礎に名前を刻んであげていると聞いて、普通なら…一生憎む相手なはずなのに、「敵を憎むのではなく、争いを憎む」という言葉を聞いて、なんて心優しい人たちなんだと感動しました。