尚絅学院大学

教員紹介

板垣 信哉 (いたがき のぶや)

板垣 信哉

所属
教育部門 
職位
特任教授 
学位
Ph.D 
担当科目
【学科】 外国語の指導法(小学校) 【学類】 英語リーディング   

授業担当分野の概要(卒業研究を含む)

1) 小学校外国語(英語) 
2) 小学校外国語(英語)の指導法
3) 英語コミュニケーション
4) 英語科教育法(中・高)                                              
                 

研究分野と所属学会

【研究分野】 英語教育 心理言語学
【所属学会】 全国英語教育学会 大学英語教育学会 小学校英語教育学会 東北英語教育学会  

研究のキーワード

小学校英語教育、言語能力の熟達化、語彙指導、 動機研究

現在の研究テーマ

1) 小学校英語教育の知識論と指導方法
2) 言語能力の熟達化(小中高大の英語教育の接続)
3) 語彙指導

研究成果の概要

1) 小学校英語教育では言語知識を暗示的知識(implicit knowledge)と捉え、その理論的前提に基づいて、教材開発と指導法を行うことが重要である。心理言語学の観点から、児童が英語の構文・語彙構造の暗示的指導(例:絵本の読み聞かせ、英語の歌、ゲーム活動など)を経験し、英語の暗示的知識を学習できることを理論的及び実践的に示した。
2) 小中高の英語教育10年間の教育課程の理論的基盤として、言語能力の熟達化理論が重要である。具体的には、「定型表現依存型運用能力」から「文法規則依存型運用能力」への熟達化の理論的論考を進め、小中高での英語学習の熟達化モデルを提唱した。目標表現の指導にあたり、どこまで定型表現として指導し、どの時期に何の文法規則をどこまで明示的に指導すべきかである。
3) 英単語の学習については、個々の英単語の意味を辞書で調べたり、あるいは単語帳で覚えたりと意図的に学習する方法と外国語を実際に聞いたり、読んだりして、偶発的に学習する方法が考えられる。日本人生徒・学生の場合、意図的に英単語リストで学習し、さらに、英文を読みながら偶発的に意味を想起する学習経験の組み合わせが効果的と言える。

主な業績(研究実績・作品発表)

1) 小学校英語教育
・板垣信哉・鈴木渉・リースエイドリアン・栄利滋人・千葉和江 (2016). 「英語活動における『振り返り』の実証的研究-第二言語  習得研究の観点に基づいて」 『JES Journal』 第16巻, 195-227.
・板垣信哉・鈴木渉 (2015). 「小学校外国語活動と中学校外国語教育の接続-言語知識と記憶理論の観点-」 『JES Journal』 第15巻, 68-82.
・板垣信哉・鈴木 渉 (2011). 「英語コミュニケーション能力の『素地』と『基礎』」-第二言語習得の熟達化理論に基づいて」 『小学校英語教育学会紀要』 第11巻, 19-24.

2) 言語能力の熟達化
・Itagaki N. (in press). Assuring Quality Learning Outcome on Primary to Tertiary English Education in Japan in Japan: Focusing on the notion of Foreign Language Proficiency. JACET International Convention Selected Paper.
・板垣信哉(2011). 「英語能力の理論化と熟達化-小・中・高の英語教育の基礎理論として-」 『宮城教育大学外国語科論集』 第6号,31-45.

3) 語彙学習
・Itagaki N. (2019). Assuring Quality Learning Outcomes in Primary to Tertiary English Education in Japan in Japan: Focusing on the notion of Foreign Language Proficiency. JACET International Convention Selected Paper, Vol. 6, pp. 29-52.
・Itagaki, N., & Suzuki, W. (2018). On Effectiveness of Translation and Copying as Elaboration Tasks of Learning of L1 Meanings of L2 Words. American Association for Applied Linguistics. Chicago, March 22-25.
・Itagaki, N., Watanabe, T., & Suzuki, W. (2016). Effects of L2-L1 Pairs and Context on the Retention of Word Meanings. The 35th Second Language Research Forum (SLRF), Columbia University, September 22-25.

主な地域・社会貢献活動

・出前授業(高校等)
・教員研修での講演講師(自治体主催)
・学校評議員
・学会役員

その他

【出身】山形県村山市
【趣味】ジョギング、スイミング、ガードニング