3年生による朝の「クラス司会礼拝」が始まっています!
2019/05/29
自分を愛し人を愛する真に自律した心優しい生徒を育てるという事業計画を具体化した高校3年生のクラス司会礼拝が、5月に特別進学コースと文理進学コースから始まっています。
普段の礼拝は、全校生徒が毎朝礼拝堂に集い、讃美歌を賛美し、聖書を読み、聖書の箇所からの説教を聞く礼拝形式となっていますが、5月28日(火)は、3年6組によるクラス司会礼拝での「証」やクラス合唱による賛美を聞きました。
ローマの信徒への手紙12章15節「喜ぶ人とともに喜び、泣く人とともに泣きなさい。」をクラスの聖書拝読箇所に選択しました。そして、二人の「証」が印象深かったです。
一人目は、行事毎の達成感を得たことと、一昨年一人の同級生を亡くして悲しみの中で、他者へ寄り添うことや仲間との共有の大切さを学んだことが、自分を成長させた経験を話してくれました。
また、二人目は,世間の虐待の話題や自分自身がストレス発散をするために相手を傷つけたうえ、中学時代までは夢や希望もなかったと語りました。しかし、高校の担任の「自分を大切にし、幸せになる権利がある」と言う言葉がきっかけとなり、自分を変えることができました。礼拝や祈りを通して、自分に向き合い、楽しくなることや素直になることを前向きに捉えることができるようになりましたと話してくれました。
このように二人の「証」を聞いて、聖書の言葉を理解しながら、生活の一部に置き換えて学校生活を送っている3年生の心の成長を聞くことができた朝の貴重な礼拝になりました。
※総合進学コースは、7月にクラス司会礼拝があります。