尚絅学院高校は、さまざまな国際交流プログラムが充実。
短期から長期留学まで、世界の文化や人々とふれあう機会を数多く用意しています。
☆:姉妹校 ★:交流校
- ☆姉妹校
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- イサベル中学高等学校(韓国):1998年5月29日姉妹校締結
- サハミット学園(タイ):2003年3月27日姉妹校締結
- ★交流校
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- ヴィンセント・ルーベック・ギムナジウム(ドイツ):2004年~
- シティポイント・クリスチャン・カレッジ・ブリスベン(オーストラリア):2006年~
- カテドラル高校・テクニクム高校(スウェーデン):2013年~
- ウェスト・モートン・アングリカン・カレッジ(オーストラリア):2018年〜
短期留学(約1〜2週間)
約1〜2週間の海外研修プログラムは、研修先もオーストラリア・韓国・ドイツ・カンボジアと多彩。短期間ですが、ホームステイや現地の高校の授業体験など充実したプログラムです。
2023年度 | 2024年度 | 2025年度 | |
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訪問 |
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受入 |
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①オーストラリア夏季短期語学研修
[オーストラリア ブリスベン近郊]
ウェスト・モートン・アングリカン・カレッジでの英語研修を中心に、現地高校生との交流、大学や動物園の見学などの研修プログラムが組まれています。また約2週間のホームステイにより、実際の生活の中で英語の能力を強化していきます。
②イサベル中高(姉妹校)への短期交換留学
[大韓民国 釜山市]
姉妹校であるイサベル高校での授業体験や生徒間交流といった、異文化交流を目的とした交換留学プログラムです。イサベル高校の生徒宅へ約1週間ホームステイすることで、実際の韓国文化を体験することができます。
③ドイツ短期交換留学プログラム
[ドイツ ベルリン市、シュターデ市]
約2週間の留学で、ホームステイ、交流校での授業体験、ホームステイ、平和学習等の内容となります。また芸術の都市ですので、オペラ・バレエ鑑賞、美術館見学、パイプオルガン講習会など、芸術に触れる機会も用意されています。
④カンボジア・スタディツアー
[カンボジア・シェムリアップ市]
アンコールワットの見学や現地の文化体験、孤児院訪問や子供たちとの交流、NGO活動の視察やボランティア体験といったプログラムが組まれています。急速に発展するアジアを体感するとともに、視野を広げるきっかけになる研修となっています。


中期留学(約3ヶ月間)
約3ヶ月間の海外研修制度となり、集中して英語を学ぶことができます。7月(オーストラリア)と1月(アメリカ、カナダ、イギリス、オーストラリア、ニュージーランドから選択)出発の2つのプログラムがあります。学校は公認欠席となり、留学中も出席としてカウントされるのも魅力です。
①7月出発
[オーストラリア・シティポイントカレッジ(ブリスベン市)]
交流校であるシティポイントカレッジでの英語研修留学です。奨学生制度(授業料免除)を利用することができます。近隣の家庭にホームステイしながら、キリスト教主義の学校に通い、3ヶ月間徹底して英語を学びます。ブリスベン郊外にあるキャンパスは、自然豊かな広大な敷地を有し、施設やスタッフが充実しています。
②1月出発
[アメリカ・カナダ・イギリス・オーストラリア・ニュージーランドより選択]
5ヶ国から希望の学校や学区を選ぶことができることに加え、出発までの期間、充実した事前研修があるのが魅力の制度です。経験豊かなスタッフが、現地でのサポートを行うので安心して3ヶ月間を過ごすことができます。2021年度はアメリカに5名を派遣しました。
アメリカ | カリフォルニア州、ペンシルバニア州など |
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カナダ | ブリティッシュコロンビア州、アルバータ州など |
イギリス | ロンドン、マンチェスターなど |
オーストラリア | ブリスベン、アデレードなど |
ニュージーランド | オークランド、ウェリントンなど |
長期海外留学(1年間)
オーストラリアの交流校であるシティポイント・クリスチャン・カレッジ・ブリスベンには、1年間奨学生として留学することも出来ます。また、外部の留学機関を利用して、1年間、海外の高校で学ぶプログラムで、例年2、3名の生徒が長期留学をしています。これまでの留学先はアメリカ・フランス・ドイツ・ブラジル・オーストラリアなど。長期海外留学に関する相談には国際交流担当の先生が丁寧に応じてくれます。
海外留学に参加して
アメリカ中期留学
高等学校2年
/名取市立第二中学校出身
留学をしてみようと思った最初のきっかけは、母からの勧めがあったからです。正直にいうと、私自身は外国の方への苦手意識があり、留学に対して、最初は「ちょっと怖いな」と思っていました。しかし、以前行っていた習いごとを通して、経験することの大切さを知っていたので、留学もそのような機会になるかもしれないと思い、思い切ってやってみることにしました。
留学したばかりの頃は、相手の話している意味がなかなか理解できず、苦労しました。単語を知っていても、ネイティブスピーカーは前後の単語とつなげて発音するので、聞き取るのが難しかったのです。またコロナ禍にあって、さまざまな場面においてマスクをしたままでよいのか、逆に外してよいものか、迷うことが多かったのも苦労した点でした。
いろいろと大変なこともありましたが、それ以上に多くの収穫がありました。まず、英語の発音がよくなったこと。そして、アメリカの習慣を、身をもって知ることができました。それだけでなく、英語を聞いた時に、頭で日本語に訳さなくても理解できているような感覚をつかめたこと、YとIやfastとfirstなど、紛らわしい発音を聞き分けられるようになったことなど、挙げればきりがないほどです。さらに、日本では当たり前だと思っていた常識が、世界では通用しないことも知ることができました。これらのことは、留学したからこそ得られたものだと思っています。
この留学経験を生かして、将来は美術の世界で、日本の声を海外に届け、多くの笑顔をつくる。そんな仕事をする組織のメンバーとして、貢献できる人になることを夢見ています。どのような形になるかはまだわかりませんが、世界と少しでも関わりのもてる環境に、身をおきたいと考えています。
留学生の受け入れ
校では海外からの留学生を積極的に受け入れています。姉妹校・交流校からの短期留学生のほか、2022年度は、タイ、ドイツから長期の留学生が来仙し、1年間本校で学校生活を送る予定です。ホストファミリーとして留学生を受け入れることもできます。