学校名由来
学校名は、中国の古典「礼記」の編章「中庸」の一節、「錦のように美しい着物を着ていても、それを誇示することなくその上に質素な薄い衣をまとう」という意味の、『衣錦尚絅』に由来します。
内面をゆたかに、謙虚な心をもって他者と共に生き、社会に貢献できる人間育成をとの願いが込められています。
校章の由来
梅の花をモチーフとした校章は、創立から10年後の1902年に制定されたものです。厳しい寒さをしのいで開花し、やがて芳しい香りを放つ梅の花は、女性の美徳の象徴であるとともに、中国の故事にも記されているように勉学の精神の象徴ともされていました。その梅の花に建学の精神との共通性を見出し、梅の花の形にも似た「尚」の字の中に「絅」の字をあしらってデザインしたのが、現在まで受け継がれている校章です。
中学校では赤、高等学校では青の地色のものを使用しています。