中期留学の報告~ニュージーランドから~
2020/03/18
現地の友人たちと楽しく過ごしています!!
留学中の菊田茉杏さんが、現地のニュージーランドから留学の様子を報告してくれました。留学先で経験したことが分かりやすくエピソードを添えて書かれております。是非ご一読下さい。
期 間:1月17日(木)~3月28日(土)
留学先:ニュージーランド・ウェリントン周辺
NZ短期留学 報告書 3A 10番 菊田茉杏
現地校名: Hutt Valley High School
期間: 三ヵ月
最近は、漸く現地の方々の英語を聞き取れるようになってきました。
英語の苦手意識を克服するために留学を希望したので、現地校で一緒になった日本人留学生と比べ、話すことも聞くこともままならない私が、現地の方々の話す英語の速度に耳が慣れた事は大きな一歩だと思います。また、話さないと友達はできないですし、自分の伝えたいことも伝えられないので、とにかく伝えようと必死で英語を話していたら、頭の中で日本語に変換しなくても話す事が出来るようになってきたと思います。
また、教科書の中のような綺麗な言葉を話している人はあまりいません。留学してから気づいたことは、教科書に出てくる言葉は逆に綺麗すぎるということです。想像していた発音や文法とは違かったので、それに慣れるのにも時間がかかりました。
『egg』の事を『えっぐ』ではなく『いっぐ』と言ったり、『can』の事を『きゃん』ではなく『かん』と言ったりと様々です。ですが、その違いを学ぶことも楽しみの一つになってきました。
そして、たった一人で英語圏の中にいるので、時々とても不安になることもあります。
つい先日も、帰るためのバスを乗り間違えて、家とは逆の場所まで行ってしまいました。幸いにも行った事のある場所だったので、平常心は保てていましたが、バスの本数が少なかったので、工場地帯のような場所のバス停で40分も一人で待っていた時はとても不安でした。
何かをするにあたって不安と心配しかない現地の生活に最初は慣れませんでしたが、やらなければ何も進まないですし、誰も助けてくれないという焦りに救われて生活しています。
留学にきて思うことは、全ては『考え方』から、ということです。
『できない』じゃなく『できる』、『楽しくない』も『楽しい』と思い込むことで、実現するか目標に近づくことができます。
何かの本で聞いたことがある台詞だな、TVで誰かが言っていたな、とこのことを信用しない人もいるかもしれません。私も最初は、そのような言葉があっても信じていませんでしたが、やってみてそれは初めて分かることです。
受験に向けて頑張っている人たちも、最後の一息『つらい』と思うか『つらくない』と思うかで結果がかわるかも知れません。最後の一息を踏ん張れるかで少しの差ができると私は思います。ですが、頑張りすぎも良くありません。既に頑張っているのですから、適度な息抜きもしてください。
そして、まだスタートに立ったばかりの人や、受験以外の事で頑張っている人等も、同じようにトライしてみてください。
思い込みは、いい方にも悪い方にも連れて行ってくれます。それをどう使うか、少し考えてみてください。
私も残りわずかな留学期間をいいものとできるように頑張りたいと思います。