2019年4月1日
基本的な考え方
成長期にある生徒が、運動、食事、休養及び睡眠のバランスのとれた生活を送り、学習・部活動などの学校生活と、学校外の活動とを併せて充実したものとすることができるよう、部活動の休養日等について具体的な基準を設ける。
具体的な基準
- ①学期中の休養日の設定
- 週当たり2日以上の休養日を設ける。平日は少なくとも1日、土曜日及び日曜日(以下、週 末という)は少なくとも1日以上を休養日とする。但し、本校がキリスト教主義の学校であることに鑑み、原則日曜日を休養日とする(日曜日の活動は年間12回まで)。また、週末に大会参加等で活動した場合は、休養日を他の日に振り替える。
- ②長期休業中の休養日の設定
- 学期中の休養日の設定に準じた扱いとする。また、ある程度長期の休養期間(オフシーズン) を設ける。
- ③1日の活動時間
- 長くとも平日では2時間程度、学校の休業日(学期中の週末を含む)は3時間程度とし、できるだけ短時間に、合理的でかつ効率的・効果的な活動を行う。
- ④ハイシーズンの設定
- 年間を通して目標とする大会で力を発揮するためには、技能を強化する時期が必要である。このような時期は活動日を増やし、その分、それ以外の時期に休養日を十分に確保し、生徒の身体的な疲労の蓄積やバーンアウト(燃え尽き)を防止するとともに、部活動に対する意欲の維持、向上に努めることが大切である。その際には、恒常的にハイシーズンにならないように、生徒の教育上の意義、生徒及び顧問の負担軽減の観点から、参加する大会、コンクール等を精査する。
顧問による活動計画の作成
- ①顧問は、年間を見通した活動計画を作成して休養日を確保するとともに、保護者や外部指導 者に説明し、理解を求める。
- ②活動計画を作成するにあたっては、効果的・効率的な活動となるよう内容を精選するととも に、学校行事や学習への影響を考慮する。
- ③顧問は、年間の活動計画(別紙)を作成し、校長に提出する。なお活動計画は、生徒及び保 護者に十分周知するものとする。
その他
- ①強化指定部に関する「具体的な基準」については、別に定める。