今日のショウケイ0804
2020/08/05
美しいパイプオルガンの音色を私たちに届けてくれた3年生オルガニストが引退となりました。
3名のオルガニストは最後に心を込めて3曲演奏してくれました。
「コルネット・ヴォランタリー」
「8つの小プレデュートとフーガト短調よりフーガ」
「オルガン小曲集よりキリストは死の縄目につながれたり」
長い間ありがとうございました。
3人のメッセージを紹介します。
(Uさん)
礼拝でのオルガン奉仕活動は緊張や不安もあり簡単なものではありませんでしたが、声を出して賛美をして下さる生徒の皆さんや先生方に支えられてやり切ることができました。この3年間はあっという間でしたが私にとってとても貴重なものとなりました。ありがとうございました。
(Aさん)
私は入学式の日、初めて尚絅でパイプオルガンの音を耳にしました。今でもあの時聞いた繊細で迫力ある音に大きな影響を受けたことをとても鮮明に覚えています。私は入学当初も今もクリスチャンではありません。そのため私はオーディションを中学校の合唱コンクールの伴奏のような感覚で受けました。この2年間毎日の礼拝をはじめ、クリスマス礼拝やオープンキャンパスなど、たくさんの演奏する機会を頂きました。これらを通して私はオルガンとピアノとの違い、歌で神を賛美することの大切さを少しずつ理解することができました。部活や勉強との両立がとても難しく、特に部活の先生や仲間には大変迷惑をかけてしまいましたが、2年間続けてきて本当によかったともいます。この経験は私の人生においてとてもよい影響を与えてくれました。今後はまたあの場所で演奏できることを信じて毎日進んでいきたいです。
(Sさん)
1年生の春、オルガニストという仕事があることを知り、緊張しながらオーディションを受けたあの日から、早2年が経ち引退する時期となりました。パイプオルガンの音色を通して、皆さんが1日を気持ちよくスタートさせることができるような演奏をしたいと思い、日々努めてまいりました。時には学校生活や部活動等の両立の面で、練習の時間がうまく確保できなかったり、なかなか上達しなかったりと悩んだことも多々ありました。しかし礼拝堂にいる皆さんが大きな声で賛美してくださったことや、演奏後に先生方や友人からアドバイスや温かい言葉を頂いたことで「今日も演奏出来てよかった、次も頑張ろう」と励みになっていました。今まで続けてこられた経験は今後きっと役立つと思っています。3年間オルガニストとして尚絅学院中学校・高等学校の礼拝堂で演奏させていただいたことにとても誇りを感じています。本当にありがとうございました。