7/20(水)，7/21(木)の2日間にわたり、希望者による団体鑑賞会を宮城県美術館の御厚意により開催することができました。

はじめに専門の学芸員の方から展示についての説明をいただきました。これにより展示のポイントが分かり、より関心を持って各展示を観ることができました。

参加してくれた生徒の中から2名の感想を紹介します。

高校1年　Y・Tさん

　私はポンペイ展に行く前に、古代について展覧会に足を運ぶことや調べたことはありましたが、ポンペイについては無知でした。そのため文明や技術に驚愕しました。展示物には、炭化した食べ物や当時の壁、モザイク画などがありましたが、私は噴火の犠牲となった「女性犠牲者の石膏像」が印象に残りました。像は手の先まで細かく、現実味があり惹かれました。今回の展覧会で得た知識を活かし、他の地域についても調べていきたいです。

高校1年　T・Mさん

　今回はポンペイについて様々なことを学ぶことができました。まず、ローマ帝国にある都市ポンペイにイシスというエジプトの女神に捧げられた神殿があり、ローマ帝国とエジプトの関係性が分かり、興味深かったです。また、当時の壁画はモザイク画という様々な色の石を敷き詰めたものがたくさんあるのが特徴で、家の壁や床にも飾られており、縄文から弥生時代だった日本とは比べものにならないほど芸術が発展しており、とても驚きました。