2015年度 前期学校生活に関する生徒・保護者アンケートについて(ご報告)
2015/12/02
9月末に実施した学校生活に関する生徒・保護者アンケート調査について、多くの皆様からたくさんの貴重なご意見をいただきました。ご協力誠にありがとうございます。
この結果を真摯に受け止め、今後の教育活動の改善に活用し、学校のさらなる活性化を通して、キリスト教を土台とした人間教育を実践し、地域に開かれた特色ある学校づくりに努力したいと考えております。今後ともよろしくご支援のほどお願いいたします。
1 調査対象 在校生910名とその保護者
2 調査期間 2015年9月下旬~10月上旬 生徒回収率:98% 保護者回収率:92%
3 調査内容
1.教育活動全般に関する領域(教育目標・方針,危機管理,設備,情報,充実度)
2.学習活動に関する領域(教育課程,教科指導,総合学習,国際交流)
3.進路指導に関する領域(進学指導,進路相談)
4.生徒指導に関する領域(学校生活,特別活動,教育相談,安全・健康,環境美化)
5.キリスト教教育に関する領域(礼拝,キリスト教行事)
4 回答方法 「とても思う,思う,少しは思う,思わない,その他」の5段階としたが、「その他」は評価判断ができないため、評価の集計からは除外した。
5 集計方法 回答数の割合と,とても思う→4点,思う→3点,少しは思う→2点,思わない→1点としたときの評価の平均値を示した。判定については、A→3.0以上,B→2.5以上3.0未満,C→2.5未満とした。
6 調査結果 肯定的な評価が高い項目と低い項目を順に3つ並べると別表になりました。
【中高一貫】
生徒・保護者とも好評価を維持できました。特に、生徒からはキャリア学習や自律学習など「進路関係の学習」で、保護者からは「キリスト教教育」などについて高い評価を頂きました。今後も「学力向上」や「他者とともに生きる」をめざして、学習の質を高めていく所存です。生徒からの課題は「教員との関わり」です。昼休みの見回りなど、関わりの時間を増やす工夫をする所存です。保護者からの課題は学習指導・部活指導です。学力向上は学校としても大きな課題としており、学習に遅れがちな生徒対象の「学習クラブ」の再結成など、さまざまな対策を検討します。
【高校】
全般に良い評価が得られました。また、課題としては継続しつつも、従来低かった学習領域の評価が改善しました。さらに、生徒の「礼拝」への評価も改善しました。新校舎での学校生活が始まり、新しい施設設備が良い生活環境をつくっているのも一因と考えられます。
保護者で、肯定的な評価の最も高い項目が「入学させてよかった」でした。保護者の皆様の期待を受けて課題全般に対処し、より一層の向上をめざします。