歴史と伝統
「他者と共に生きる」へチャレンジ
- 礼拝
- 奉仕
キリスト教を土台とした人格形成を根幹とする一貫教育。
建学の精神でもあるペトロの手紙の言葉を受け継ぎ、「イエスにならう者」としての「へりくだった」「仕える者」の生き方を示し、現実社会の中でどう生きるか、どういう社会づくりをするのかを考える教育活動を推進しています。
生活の姿勢を振り返る日々の礼拝
毎朝の礼拝は、讃美歌を歌い聖書の言葉に耳を傾ける静かなひと時です。自分自身と向き合い、日々の生活を振り返り、「いかに生きるか」を問う大切な時間です。
平和を一人ひとりが考える平和学習
普段当たり前のように感じている平和ですが、この平和を維持していくのは簡単なことではありません。さまざまな視点で戦争、人権、歴史を学び、考える必要があります。防空壕を見学し、戦争について調べ、討論し、七夕の時期に平和を祈願する特別礼拝を行います。国際人として平和のあり方を一人ひとりが考え、平和の担い手となることを願っています。
“共に生きる”心を育む奉仕の精神
「人にしてもらいたいと思うことは何でも、あなた方も人にしなさい。」新約聖書の言葉です。一つひとつの行動に心を込めることで、「共に生きる」心を見つけていきます。
他者と共に生きる「自分の大切さ」
「他者の大切さ」
「命の大切さ」を考える
一人ひとりの心の中に、そしてクラスの中に平和が築かれることを願っています。友達との接し方、言葉遣い、インターネットやSNSの使い方を学ぶと共に、地域や世界にも目を向けて、自分が身につけた知識や力を他者のためにも用いていく生き方へとチャレンジしていきます。
- 毎朝の礼拝
- サイエンスキャンプ
- まなびのたねワークショップ(人権学習)
- ネットモラル講習会
- キリスト教講演会
- 花の日礼拝
- 奉仕の日(施設訪問)
- 平和学習・平和七夕
- クリスマス礼拝
オルガニストとして仕える喜び
現 高校文理進学コース3年
2年生から尚絅の生徒オルガニストとして活動しています。叔母も尚絅出身で中学生の頃からオルガニストを務めており、私も叔母のようになりたいと思ったことがきっかけでした。約1年に渡って練習を重ね中2の時に何とかオーディションに合格することができました。現在は週1のペースで個別レッスンを受け、朝の礼拝において奏楽奉仕をさせていただいています。大好きな音楽を通して「仕える」ことの喜びを実感しています。
メッセージ
赤井 慧先生
聖書の授業があるのも尚絅の特徴のひとつです。尚絅は失敗や間違いをしていいところ、失敗したのは新しいことに挑戦したから、転んで傷ついたのは頑張って走ったから。成功や正解もいいけれど、失敗や傷も「あなたらしさ」の大切な一部です。そんな思いで一人ひとりに関わっています。授業では聖書を通して、一人ひとりがかけがえのない大切な存在であることを学びます。その学びは隣人愛の原動力となります。また世界一のベストセラーである聖書を読むことは、さまざまな危機を乗り越えるための教養にもなるはずです。